Case Example

外壁モルタル 鉄筋露出 はつり+断面修復

下地補修工事(鉄筋露出部の はつり+断面修復)

結果鉄筋露出4箇所を、全面補修ではなく必要範囲のはつり+断面修復で対応したケース

鉄筋露出時
01鉄筋露出時
断面修復中
02断面修復中
断面修復後|仕上げ前
03断面修復後|仕上げ前

モルタル爆裂により鉄筋が4か所で露出・赤錆進行。腐食拡大による補修範囲拡大が懸念される状態。

劣化モルタルをはつり除去 → ケレン → 防錆塗布 → 断面修復材で躯体形状を復元中。

鉄筋部の防錆・断面修復が完了。塗装・仕上げの次工程に渡せる躯体状態へ整えました。

※下地補修後、建物の状態や工事計画により、塗装・防水・タイル復旧などの仕上げ工程が続く場合があります。

01 不安

外壁モルタル面に複数箇所の浮き・剥離が発生。一部はモルタル表面が外れ、内部の鉄筋が露出して赤錆が進行している状態でした。雨水侵入と腐食拡大による補修範囲拡大が懸念されました。

02 判断

浮き・剥離箇所を打診で範囲確定したうえで、鉄筋露出が確認できた4箇所を集中的にはつり除去。鉄筋の腐食状態を確認し、防錆処理 → 断面修復材(補修モルタル)での復旧が適切と判断しました。健全部までは触らず、必要範囲だけの補修にとどめています。

03 対応

①打診調査で浮き・剥離範囲を確定 ②劣化モルタルをはつり除去し鉄筋を完全露出 ③ケレン処理(錆落とし) ④鉄筋防錆塗布 ⑤断面修復材で躯体を復旧 ⑥仕上げ・周辺との一体化。

04 記録

はつり前・鉄筋露出時・防錆後・修復材投入中・完了の各工程を写真記録。鉄筋の腐食状態と補修範囲を明示し、所定様式の完了報告書としてお渡し可能。

なぜ全面塗装ではなく、ピンポイントのはつり修復で対応したのか

鉄筋露出は4箇所に限定されており、周辺のモルタル面は打診で健全と確認できました。全面塗装では鉄筋部分の根本補修ができないため、まずは鉄筋が見えている箇所だけを徹底的にはつり、防錆+断面修復で根本対応。健全部はそのまま残すことで、費用と工期を抑えています。

現場の振り返り

鉄筋の露出は、見つけた段階の範囲で食い止められるかどうかが分かれ目でした。打診で早めに健全部と劣化部を分けられたぶん、必要な箇所に集中でき、健全部はそのまま残せています。下地補修はここで完成ではなく、塗装・防水・タイル復旧などの次工程につなぐ前提で躯体を整えています。範囲や次工程は写真だけでは決めきれないため、現地で確認したうえで判断しました。

確認したこと
浮き・剥離範囲の打診調査鉄筋の腐食進行度はつり必要範囲の確定周辺モルタル面の健全性
対応方針
劣化モルタルのはつり除去鉄筋ケレン処理鉄筋防錆塗布断面修復材による躯体復旧表面仕上げ・一体化
報告
はつり前 / 鉄筋露出時 / 防錆後 / 修復後の写真記録補修箇所の位置と寸法整理元請け様向け完了報告書(所定様式対応)
工種下地補修工事(鉄筋露出部の はつり+断面修復)

モルタル外壁の浮き・爆裂部分から鉄筋が露出していた状態に対し、劣化部のはつり除去 → 鉄筋防錆処理 → 断面修復材で復旧した事例です。

モルタル外壁の浮き・爆裂部分から 鉄筋が露出して赤錆が進行していた事例です。

放置すると鉄筋の腐食が躯体内部まで進行し、最終的に大規模補修が必要になるリスクがある状態でした。鉄筋露出は4箇所に集中していたため、その箇所だけを徹底的にはつり、鉄筋防錆 → 断面修復材で躯体を内側から復旧しました。

全面塗装では鉄筋の根本補修ができません。「見えている劣化」だけでなく「躯体の中身」まで戻すことを判断軸に、写真と工程記録で残しています。

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